こんにちは!あれいです。
3月17日に公開した「私の幸せな結婚」を観てきました!
結論から言うとちょっと残念!と思うことが多い作品でした。
原作は未読な私が、この映画の良かったところ・良くなかったところをまとめました!
観るか迷っている方は是非チェックしていってくださいね!
あらすじ
残念なポイント
- 物語背景が浅い
- ストーリー要素を詰め込みすぎ
- 展開が早くて観客が置いてけぼり
よかったポイント
- キャストの渡邊圭祐さんの演技力
- 映像の美しさ
まとめ
あらすじ
時代は明治・大正ごろ。主人公の斎森美世(さいもりみよ)は母の逝去後、父と父の再婚相手・その娘と暮らす。名家の斎森家出身にもかかわらず、家では使用人として扱われ、継母と娘からいじめを受けていた。
19歳になり、冷酷と噂の久堂清霞 (くどうきよか)に嫁ぐことになる。
最初は美世に対して冷ややかな対応をしていた清霞だったが、名家の令嬢とは思えない(あかぎれだらけだったり)美世を放っておけない清霞と、清霞の不器用な優しさに触れる美世。徐々に惹かれ合っていく二人の恋愛ストーリーである。
残念なポイント
・時代背景が浅い
今回の時代背景は異能を持つファンタジーもの。異能をもつ家庭の中で、異能を持って生まれなかった主人公。作中でも「異能を持っていないくせに」と異母娘から暴言を吐かれたり、自責する場面もあります。
異能を持つことが当たり前な時代背景。なのに、久堂清霞の能力は説明がない。
作中では異能を用いて風呂の水を温めていたから炎?関連の能力かな。
能力の説明があればもう少し入り込めたのかなと思います。
・ストーリー要素を詰め込みすぎ
恋愛、バトルシーン、異能能力。内容を詰め込みすぎているから異能の要素は浅くなってしまっていました。
今回それに加えて、敵の情報も薄い。
敵である蟲が人間の精神を操り、人間を傀儡として主人公たちを襲ってくるというバトル要素があります。
清霞が属する軍部に敵が侵入し、バトルに発展。最後は美世の能力開花により食い止めることができたという展開でした。
にも関わらず、蟲や敵に関する詳細が最後までありませんでした。
結局敵は何だったの?????という状態です。
最後には続編を仄めかす表現がありましたので、続編で敵の正体が明らかになるかもしれません。ただ、続編があるかどうかは興行収入次第でしょうね・・・。
・展開が早くて観客が置いてけぼり
上記二点から、ストーリーの内容が詰め込んであるために展開が早すぎる。そして内容が浅いために物語の世界観に入り込めない。
結果観客が置いてけぼりになり、もったいない作品になってしまいました。
ただ全く見どころがないわけではありません!個人的によかったポイントもお伝えしていきたいと思います!
・キャスト渡邊圭祐さんの演技力
渡邊圭祐さんは鶴木新(鶴木貿易の御曹司)役として出演しています。久堂清霞を敵視する様、不敵な微笑み、細かい動作一つ一つが丁寧でした。
セリフに対する感情の乗せ方もよく、感情移入できます。
演技力が高く、見どころの一つかと思います。
・映像の美しさ
異能が使われているので技(?)の動作時の映像がとても美しく表現されていました!
また、大正~明治を彷彿とさせる時代背景に合わせた建物、小物類、和装洋装など、大正ロマンを感じられ素敵でした。
まとめ
ストーリー展開の多さから、内容が浅くなってしまい観客が入り込めない作品になってしまいました。
今後続編が出るとしたら、今回のようにはならないことを願います。
ただ、物語自体は気になるので原作には手を出してみたくなりました。また読んでみようと思います。
この記事が少しでも参考になればうれしいです!
閲覧ありがとうございました!
あれい